イタリアンレストランを出て、暗闇の街をmojo barに向けて歩き出した俺
治安の良し悪しすら不明なままの夜歩きは、ドキドキ半分わくわく半分な感じ
暗いところはほんとに暗くて、街路灯すらない感じ
逆にmojo barのある通りは、少しだけ店があったり、街路灯がところどころあったりした
真っ暗な通りはほとんど人が歩いていないうえ、坂道だし、1mくらいまで近づかないと、相手の顔すらわからないくらいなので、そうでもなかったけど、逆に街路灯がところどころにある通りは、ちょこちょこ人通りもあり、相手の顔がよく見える分、暗いところよりもちょっと警戒した
見渡す限り、アジア勢が一人も見当たらないのはもちろん、白人勢もいなかったからね
めちゃくちゃ浮いてたよね
しばらく歩き続け、すれ違う人にはことごとくガン見されたが、特にトラブルはなくmojo barに到着した
一応到着したものの、なぜかmojo barはやっていなかった
息をふうふう切らしながらせっかくここまで歩いてきたのにそりゃねえぜ
としばらく店先でたたずんでしまったが、やっていないものは仕方がない
気を取り直して、ホテルの方へと帰ることにした
mojo barまでは時計回りで来たので、そのまま時計回りで進むことにした
歩いていると、次第に周りはまた街路灯がなくなっていった
しばらくして、すごい道幅の広い、それこそ道幅が10m以上あるような道で、まっすぐな道に出た
街路灯がなくすごいくらいんだけど、道が広いからか、人も割といる感じ
暗い道をその後もずんずん歩いていくと、どんどん人が増えてきて、路肩に屋台なんかもみられるようになってきた
屋台は昔ながらのアニメとかに出てくるラーメン屋みたいな屋台で、カウンターに席が6席くらいあるみたいな感じ
いい感じの人入りだし、雰囲気もいいから、何の店かわからないけど食べたいなと思ったが、席が満席な上、辺りは真っ暗で初日ということもありちょっと遠慮してしまった
うまそうな屋台に後ろ髪をひかれつつ、その後も黙々と歩き、グレーシャルバーのある大通りまで帰ってきた
大通りだから街路灯もあって、「うわ~、めちゃあかる~い」とすごく安心した気持ちになったのを覚えている
せっかく帰ってきたので、酒も飲みたかったということもあり、そのままの流れでグレーシャルバーへ行ってみることにした