ジョードプルの宿へのチェックインを終わらせ少し休憩してから市内散策
でかい要塞が見えるから道を調べずとも要塞の方へ歩けば着くでしょということで要塞へ向かって歩き始めた
要塞に向かって最短距離でいけそうな道を選択したら完全に地元民しかいない路地に迷い込んだ
屋台とか一つもない
商売っ気がないせいかのんびりした雰囲気
インドの住民の日常生活がその辺に溢れていた
この辺りだけかもしれないがそれほど貧しい感じはしない
地元の小学生くらいの子供がめちゃ「hello」とか言って挨拶してくる
めちゃくちゃ和む
俺が同じくらいの歳のころ知らない人にハローなんて言って絶対声をかけれなかったと思うのでたいしたもんだと思いながら道を歩いていく
道行く人がみんな俺を見てくる
お前こんなとこでなにやってんの?的な感じだ
めちゃ遠い
住宅街だから入り組んでいるし街中を歩いたほうが早く着いたことだろう
体調よくないし暑いからめちゃくちゃしんどい
喉も乾いたが店がまじでない
汗だくになりながら延々歩いていると少しずつ要塞が近づいてきた
要塞まであとちょっとだと思いながらその辺の道端で何回も休憩をはさむ
道路を車が悠々と走っていく
素直に車でこればよかった
なぜ俺は歩いてしまったんだ
何度そう思ったかわからない
それにしてもジョードプルはブルーシティって聞いていたのに全然ブルーじゃねえじゃねえか
詐欺どころの話じゃねえぞ
ブラウンシティだろこれ
休憩しながら写真をパシャパシャとっていると声をかけられた
女性二人とその子供?たちが後ろにいた
何言ってるのかさっぱりわかんなかったけど
たぶん
こんにちは、ごきげんよう
良いカメラですね
写真を撮られてるんですよね?
記念に私たちの写真もとってもらえませんか?
そんなことを言っている雰囲気だった
しゃ、写真撮ってもいいけどあなたたちに写真のデータ送れないし
いったい何の意味が・・・と思いながらシャッターを切った俺
被写体の方々が嬉しそうにしていたのでまあいっかって感じ
女性と子供たちと別れしばらく歩き要塞に到着した
時計塔のあたりから要塞まではかなり遠いから俺ほどの暇人じゃなければその辺にリキシャが走っていたからリキシャで行くことをおすすめするね
要塞は遠目に見た通り近くで見てもやはりでかかった