人生オワタカの冒険~ロシア編~六日目②モスクワ最終夜の強盗されたがりの男

夕方になり水たばこ屋から飯を食って帰ってきて、さてどうしようかと思いながら金ぴかホテルのエレベーターに乗っていたら、ホテルにディスコクラブ?があるような広告を見かけたのでなんとなく行ってみることにした

f:id:jinnseiowataka:20210313151230j:plain

入口で5000円くらいの入場料を払わされ、クソ高くて立腹しながら中へと入ってみた

中は真ん中にステージがあり、周りは客席

ストリップクラブのそれだったよね

ディスコっていうかストリップクラブかよと少しがっかりしながら席に着いた

ステージではお姉ちゃんが2人踊っている

客は0

いや俺で1

失敗したわこれ

と萎えながら思いながらビールを10分ほど飲んでいた

すると、ダンスを終えたお姉ちゃんが席にやってきて、話しかけてきた

「チップくれませんか?」

え、なんで?って聞くと

「あなたは私が半裸で踊っているのを見てたでしょ?だからチップちょうだい」

とのこと

まったくふざけた話である

お前は勝手に踊ってただけだろ、俺は何のサービスも受けてないから払わないといっても、しつこく食い下がってくる

さすがの俺もキレてしまい

うるせーぞ、死ね!と言い、金は払わず店を出ることにした

店の入り口に店員の男に、お早いですね、どうでした?

と聞かれたので、

最低だったぜ!あばよ!

と捨て台詞をはいて外に出た

15分に5000円を払ったバカな男がいたものである

俺なんですけどね

この日で最終夜だし、新たに両替したり金を下ろしたりする気にはならなかったので、手持ちのわずかの金で一晩過ごすことにした

とはいってももうやることはない

 

そういえばこんなところに行ったんだった

f:id:jinnseiowataka:20210313172416j:plain

嘘みたいだろ?ネカフェなんだぜ?

まあ海外旅行の夜にネカフェに行こうと思う方が嘘みたいな話なのかもしれない

ちなみに入口にはカギがかかっており、暗証番号を入力すると中に入れるようになっている

ネットに書いてあった番号4444か何かを入力しても開かなくて、どうしようかな

って思ってたら、ちょうど出ていく客がいたので、入れ違いに中に入れた

f:id:jinnseiowataka:20210313172824j:plain

2時間くらいゲームして、ホテルのあたりまで戻ると時間は日付が変わるくらいの時間になった
俺はいったい何をやっているんだ

バーガーキングハンバーガーを食らいながら我に返った

とりあえず散歩していると変な門があった

門があればくぐりたくなるもので、くぐってみると

その先には何かの塔みたいなのが建っていた

もちろん何の塔なのかはまったくわからない

人は全然いない

こんな明るいのに人が全然いなくてなんだか変な光景である

f:id:jinnseiowataka:20210313150837j:plain

f:id:jinnseiowataka:20210313150919j:plain

f:id:jinnseiowataka:20210313151035j:plain

f:id:jinnseiowataka:20210313150957j:plain

本当になにもなさすぎて、

もういっそのこと誰か俺を強盗してくれ!

と思いながら、暗い方暗い方へと歩いていったが車ばかり走っており、歩行者はほとんどおらず、

結局1時間ほど散歩してイベントが0だったところで心が折れて、ホテルに帰って寝ることにした

ちなみにもちろんホテルの中を散策したけど、お姉ちゃんっぽいのはいなかったのはいうまでもないだろう

プライバシーポリシー