午前中にしょうもない写真を撮ってもらい、どこかの南の方にある商業地域みたいな建物でロシア料理を食べた後カメラのババアと解散した
場所はダニロフスキーライオンにあるエレヴァン・プラザだろうか
正直よくわからない
せっかくどこかのショッピングモールに来たので、モール内を散策してみることにした
ぶらぶら歩いていて気が付いたが、アジア人は全然見かけない
道行く人にチラチラ見られつつ、散策していると水たばこ屋を見つけた
ロシア人が好きなイメージはなかったけれど好きなんだろう
一時間ほどのんびり吸って、店を出て散策を再開
次に気をひかれたのはyesという名の床屋だった
なぜか外国の床屋は入りたくなるんだよね不思議なことに
・・・いっちょ刈ってくか
そう思って床屋に入ってみた
店に恐る恐る入っていくと、店主は「おいおいなんか変な奴が入ってきちゃったよ」みたいな顔をしていた
英語は通じなかったので、指でチョキをチョキチョキ動かして、カットしてくれと伝えた
椅子に座るとロシア語でなんか言ってきたので、髪型はどうしますかだろうなと思って、指で前髪はこの辺までで、横はここくらいみたいな感じで注文した
通じたかはよくわからないが、なんだかんだ散髪がはじまった
店主は強面のロシア人
めちゃくちゃ険しい顔して、作業をしている
時折、「ダーク・・・オー・・・ダーク・・・」みたいなことをぼそぼそいっていた
こいつ髪の毛めちゃくちゃ黒いじゃねえかみたいなことだったんだろうか
店の壁には微笑みをたたえた、優しそうな顔して散髪している男の絵が描かれているけど、実際の店員の顔はめちゃくちゃいかつかった
でも作業は顔に似合わずめちゃくちゃ丁寧だった
笑顔はほとんど見なかったから、怒っているだろうか
と思わなくもなかったが、しっかりやることをやってくれたので、満足だった
というかなぜだかわからないが、申し訳ない気分になったまである
仕上げに、ワックス持ってきて、セットするか?みたいなことを言われたので、セットしてくれと言い、どことなくロシア人っぽく見えなくなくない感じに仕上げてもらった
会計の時に、どうだ?セット決まってるだろ?このワックスがいいんだ。ワックス買っていかないか?と言われたので300円~400円くらいだったし、なんか先ほどまでのいかつさがなりを潜め、捨てられた子犬みたいな目でこっちを見てきたので、ワックスをつい買ってしまった
ちなみにロシア行ってから一年以上たったけど、まだ封もあけずに取ってある
なんならもうどっかいったかもしれない
もちろん値段は忘れたが、日本と比べて高いとは思わなかったような気はしている
二千円弱くらいじゃないだろうか勘だけど
そんな感じでさっぱりしたので、サウナに行ってみることにした