人生オワタカの冒険~インドネシア編(ジャカルタ)~線路を行く男

一端ホテルに戻り、体勢を立て直してから、夜22時頃線路置屋へ行くことにした

例のごとくgrabで線路の近くへ

なんか運転手が勘違いして結構離れたとこに下ろされ

ローカルしかいないコンビニで両替をして運転手に金を払いいざ線路へと向かうわけだが、治安がいいのか悪いのかも全くわからず、見る限り現地の人以外いないので、この1kmは念のため走って移動

特に何もなく地図上で線路の近くまでやってきた

車は結構走っているが、人気はあまりなく、歩いている人はほとんどいない

何となく北に歩き、高架を越えた先の左手にゲートみたいなものがあるのが見えてきた

何となくこっちかななどと思いながら門をくぐる

10mくらい歩くと左手にフェンスで仕切られてるけど中に入れる所があり、中から人が出てきた

じゃあそっちかなと思って中から出てきた人とすれ違ってフェンスの中へ

その先は2mくらいの高さまでオレンジ色みたいな色のハシゴがかかっていて上に登れるようになっている

うん、上だなと思ってハシゴを上ろうとしたら逆に降りてくる人がいて譲り合いの精神で降りてくる人を待つ

ぱっと見インドネシア人の男子高校生くらいの年齢だろうか

そいつらが3人順番にハシゴを降りて来るのを待って、入れ違いでハシゴを登った

ハシゴを登り、左の方に幅50cmくらいの坂道があるので道なりに進み、突き当りで右に折り返してさらに坂道を登っていくと線路沿いに出た

急に視界が開けた

線路が2つあり、線路と並行に壁があり、ところどころに何やら出入口がある

出入口の中から明かりが漏れているところもあるが、基本的にはめちゃくちゃ薄暗い

線路沿いには無数の人

線路と線路の間くらいにはだいたい20代くらいの男が待機している

お姉ちゃんは線路沿いに待機している

線路沿いに歩いていくと、男がいいお姉ちゃんいるよ!みたいな感じで話しかけて来る

お姉ちゃんは線路沿いの壁沿いに出入口のある場所ごとに5~7人くらい並んで座っている

線路の北側と南側にそれぞれ10弱くらい置屋が並んでいたように思う

営業の男に近づくと懐中電灯でお姉ちゃんを照らしてどうだ?と進めて来るのでそこで気に入れば中へ行くという感じだ

必ず男が営業をかけてくるので好き勝手に歩くのはなかなか難しい

完全に初心者なので、キャッチの男が声をかけてきてうざいけど、割と気さくな感じでうーん、ちょっとちがうかなー。また来るよ!みたいな感じで肩を叩いたりしながらなるべくフレンドリーに対応しつつ、一軒一軒見て回る

調子さえのらなければ基本的にトラブルなんかはなさそうだった

途中、遠くに電車がライトが見え、ちょっとだけ現場がざわついた

電車来たぞーみたいな感じ

とりあえず轢かれないように線路の上から移動して壁沿いに張り付いて待機

酔っぱらってたりすると普通に死にかねないレベルだ

東の方に歩いていくと、置屋から漏れ出る明かりもなくなり、真っ暗な状態

でも線路沿いに人はいるので、あと50mくらいで人がいなくなるからそこまで行ってみようかな

と思って歩き出すと、お兄ちゃん!と言って呼び留められた

おいおい邪魔すんなよ。と思いながら応対すると、あまり東の方にはいかない方がいい。と忠告を受けた

あっちの暗い方はクリミナルしかいない

とのこと、忠告を受けて10mくらい進んでみたけど、その先を見てもお姉ちゃんはいなさそうだし、人が座っているだけだし線路わきにまばらに座っているだけなので、それ以上進むのはやめて引き返すことにした

北側を見てきたので、今度は南側を見て回る

何となく北側の方が層が厚いきがしつつ一通り見終わった

ちょっと気を落ち着けるために、腰を下ろすことにした

 

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