朝7時起床
到着が予定では10時過ぎだったのでこんなに早く起きる必要はなかったけれど
万が一予定より早く到着してしまったらどうしよう
もう寝過ごしたらどこまでいってしまうか想像もできなくて怖くて起きてしまった
ネットのマップを見てみるとバラナシはだいぶ先なような気もするが二度寝して寝過ごしたらと思うと怖くて寝る気にもならなかった
列車の中の様子を見てみるとみんな昨晩とは違う席に座っている
どうやら空いている席には座ってもいいという暗黙のルールがあるらしい
いないということは座らないんでしょと何とも強引な考えな気もする
俺は3段ベッドの一番上だったわけだが
朝8時を過ぎたあたりで下の住人はベッドを片付け座席の形に戻していた
3段目はずっとベッドの形であり俺のセーフティゾーンだったためここは誰にも渡さんぞとばかりに席を動かず寝っ転がりながらバラナシ到着を待った
寝っ転がっていると知らないインド人のおっさんがやってきて俺の荷物を知らないか?と聞いて回っていた
俺の向かいのベッドに横にいるイカツイ男となぜか目を見合わせ
↓こいつ
あいつやられちまったな、だせえ
みたいなことを言われたので
うんうんとうなづいておいた
本当に他人事でよかった
荷物の管理は大事である
予定よりも1時間遅れでバラナシに到着した
といっても、特に放送はなく
ヌルっとした感じで駅に着いた
マップを注視しており、バラナシに近づいてきたあたりで
次バラナシ?とその辺にいたインド人に聞いて何とか降りれたが
ネットがなかったらバラナシに着いたかわからず乗り越しててもわからないんじゃないかという感じだった
駅をでると雑然とした感がすごく
ああ、インド来てるな~って感じがした
バラナシでの宿は日本人宿にも泊まってみたかったこともありサンタナへ行ってみて空いていたら泊まることにした
タクシーでゴウドウリヤー・チョークまで行きそこから徒歩でサンタナを目指す
ネットには100ルピーでゴードウリヤー・チョークまで行けると書かれていたが交渉した結果150ルピー取られてしまった
車が多い
車線はないようなもので走れるところを走る感じ
車間距離が半端ない
横も縦もめちゃくちゃ近い
ここが件のゴードウリヤー・チョーク
非常にごちゃごちゃしている
営業を結構かけてくる
立ち止まったら負けである
無視して歩くのが一番
それにしても道路にはあまり落ちていなかったが
人の歩くところには牛のうんこがめちゃくちゃ落ちている
泥かと思ったものは基本的にうんこだ
地面一面うんこである
聖なる動物牛
やりたい放題である
ゴードウリヤー・チョークから徒歩で10分弱くらい歩く
サンタナのある路地の入口
写真の真ん中の奥が路地になっている
とりわけたくさんうんこが落ちている
路地の左にラッシー屋がある
ヨーグルトラッシー、何とかラッシー、何とかラッシーがあるよーと日本語で言ってきて
そして最後に小さな声でバングラッシーとさり気なく付け加えてきたのにはちょっと笑ってしまった
ちなみにバングラッシーは例の草入りのラッシーらしいが効くのかはよくわからない
路地をまっすぐ進み祭壇というか何かが祭ってある様なモニュメント的なところを左折して道なりに行くと本日の宿サンタナに到着した