人生オワタカの冒険~インド編~二日目⑧突撃ソナガチ地区前編

ソナガチをインターネットで検索してみると

アジア最大の~とか、激ヤバ~みたいなこととか、最悪の~などと書かれており期待が高まる

なんならコルカタに来たのははソナガチがあったからと言っても過言ではないからだ

ソナガチというのは地区の名前で大通りから一本入ったところから先の一帯がソナガチと呼ばれる場所のようだ

この地区へは道路から普通に入るので入口がたくさんある10個くらいは余裕であるんじゃないかと思う

通りには人通りがかなり多く露店なんかも道路脇でいくつも商売をしている

治安は全然悪いとは感じない

ソナガチの中へ入っていくとキャッチがすぐにやって来て「へへ、旦那、あっしがいい店紹介しますぜ!」みたいなことを言ってくる

うるせーよ必要ないからどっか行けと言って追い払ってもすぐ別のおっさんがやってきてキリがないので一人のおっさんに案内させるだけ案内させることにした

一人のおっさんに案内されている間は他のおっさんは話しかけてこないようだ

道行く人はほぼ現地の人だ

3階~6階建てのくらいの建物が道の両脇の並んでおり、入ることができる建物は基本的にそういうところだという認識で間違っていないと思う

その中の一つの建物の中に入ると5部屋前後の部屋に分かれており、そんなフロアが各階にある

形態でいうと他の国で例えるならばタイの昔でいうところのラジャホテル・・・ドイツのエロスセンター・・・いや、どちらかといえばブラジルのミモザ村に似ているのかもしれない

部屋の中にはお姉ちゃんが寝っころがったりしながら待機している

それぞれの部屋には3~5人前後のお姉ちゃんがいた

意外に結構アピールしてくる

一緒に上の部屋行こうよ!的な

サリーを着ているお姉ちゃんもいるが私服のお姉ちゃんもいる

中にはお姉ちゃんと一緒に男がいる部屋もいくつかあった

彼氏とか旦那でヒモなんだろう

何のことかちょっとよくわからないがお金は?って聞いたらなぜか案内のおっさんが2000ルピーと答えた

いったい何のお金なんだ・・・

案内のおっさんはよく2000ルピーと答えた

中にはお姉ちゃんが6000ルピーと言う奴もいた

相対的には確かにかわいいけど6000ってあなた・・・

ただ単に俺がキモがられてたという可能性は十分あるけどむしろその可能性しかないまである

他にダンスというのもあるようだ

400だったか600だったか忘れてしまったがそれくらいの値段でダンスというのが選べるようだ

上ったり下りたりしている際にドアの閉まった部屋から軽快な音楽が結構な音量で漏れていた部屋があった

チャレンジしていないから予想になってしまうが、このダンスというのは個室でお姉ちゃんと一緒に酒なんぞを飲みながらコミュニケーションをとったり膝の上に載せてダンスを踊らせたりできるやつだと思う

常識的に考えてタッチはありだろう

それはそれとして、各部屋を回りながら4階くらまで上がりまた降りて別の建物へ移動してまた上るというのを繰り返す

初回のおっさんを30分くらい連れまわしたらチップくれと言われ50ルピー払ってしまった

少ないとか言われたけどシカトしてたらちょっと不満そうだった

あんまり一人のおっさんを使い過ぎるとチップをせがまれるのでおっさんを乗り換えながら片っ端から建物に入っていく

おっさんごとに受け持ちの建物があるように見受けられた

結構被ってたりして、おい、ここもう見たわ!みたいなこともままあった

道路の脇の広場では子供がサッカーをしていたりするし道路には太ったババアが荷物を持って歩いていたりする

ギリ普通の道と言えなくもない

まあこの通りが生活道路的な感じなんだろう

インターネッツにはソナガチには働いているお姉ちゃんが一万人いるだとか書かれていたのを見たような気がするけどどうなんだろう

ただ言えることはこの時間この場所にとてもじゃないがそんな人数の人間はいない

一年なりの期間で入れ替わりとかを含めての合計の数か?

この辺歩いている通行人も数に入ってない?

目に入る建物に片っ端から入ったみたが、そうだな・・・俺が勝手に推測するにソナガチで同時刻に同時に働いているお姉ちゃんの数でいえば・・・300・・・かなり盛っても多くて500くらいかな

俺的にではあるが、おっ、そこそこ細くて結構かわいいって思ったお姉ちゃんは10人弱くらい

ぽっちゃり系ばっかりだった

行ったり来たりしながら1時間以上歩き回りあらかた見終わった俺は連れていたおっさんに疲れたからもう帰るわと言って最寄の出口(出口と言っても普通の道だが)から大通りへとソナガチの外へと出て行った

プライバシーポリシー