午前8時半ウィスバーデンに到着した
ウィスバーデンといえば・・・そう混浴温泉
それ以外何があるのかよく知らない
フラフラと温泉を探す
カジノ等を横目に歩いていると街中に温泉が沸いていた
めちゃ熱い
これは温泉も近いに違いないとさらに探索を進めると温泉施設を発見した
温泉は10時からだった
ちょっと早く着きすぎたので街中のベンチに座り本を読んだりして時間をつぶす
いよいよいい時間になり温泉施設へ出発料金は後払い
タオルありますか?と聞かれてなぜか持ってないのに持ってますとか答えてしまったやっぱり持ってなかったですとか意味不明なことをいうのが恥ずかしかった
ボディソープ的なものを手渡されバスローブに着替え中に入る
思っていたよりも広くはないもっとレジャー施設然としているかと思っていた
5m×5mくらいの2つに区切られた温かいお風呂と15m×8mくらいの水風呂とサウナが2~3個とシャワーとリクライニングチェアーがたくさん
これくらいしか施設はなかった
とりあえずサウナに入っていく
5分も入れば十分でしょと思っていたが同じタイミングや俺より前に入っていたやつらが誰も出て行こうとしない
お?お前らそういうつもりか?やったろうじゃねえかかかってこいよということで我慢大会が始まった俺の脳内で
10分15分過ぎても一向にサウナから出て行こうとしないこいつら化け物か
と思いながらも気合いだけで耐え忍ぶ日本人魂みせたるわいそんな心境だ
25分くらいが経過し俺はもう出たくて出たくて仕方がない
そんな時一人のじじいが席を立ちサウナを出て行った
熱くてしんどいから出て行くって感じじゃなくて余裕だけどちょっと他も行きたいなみたいなそんな飄々とした感じで出て行った
俺は負けを確信した
試合に勝って勝負に負けたそんな気持ちのままサウナを後にしシャワーを浴びて湯船に浸かる
それにしてもジジイババアばっかりだな正直がっかりだよと思いながらまったりする
ドイツ人はもっとどうどうとちん子とかぶるんぶるんと振り回したりパイ乙をユッサユッサ揺らしたりしながらその辺を平気で闊歩しているものかと思っていたが結構タオルで隠して控えめな感じで歩いていた
若い奴は1時間くらい滞在したが2~3人しかいなかった
なんだかあんまりうれしくない混浴温泉だったもっと若者温泉入りに来いよ
後会計で温泉から出た後に会計をする
なぜか23ユーロも取られた
俺調べによると6ユーロくらいのはずだったのだが約4倍も取られてしまった
確かにタオルは借りたしボディソープも買ったがおかしくない?
まあ頑張り所でもないので金を払って駅に戻る
11時ころウィスバーデンの駅に着いてマゴマゴしていたら黒人の女にハナウに行きたいのですけどどうしたらいいですか?とか聞かれた
え?俺に聞いちゃいます?完全に人選ミスでしょ
ドイツにいるアジア人が道に詳しいとか絶対嘘でしょ
もう全然わからないハナウって何?地名?さっぱり過ぎて
ヘヘヘッっと笑ってわかりませんと答えた
すごく日本人っぽい
しばらくガイドブック見ながら電車来るの待っていたらガイドブックにハナウへの行き方が乗っていた
先ほどの黒人はまだなにやら困っている様子で立っていたがそんな勇気を持ち合わせているわけもなく電車に乗って次の目的地へと走り去ったホントカスである