ナナプラザに到着した
ナナプラザとはゴーゴーバーが犇く場所の名前
事前情報のとおり3階建ての建物の各階にゴーゴーバーが店を構えている
一階部分の中央に屋外のバーも出店していた
とりあえず一階部分をぐるっと一周してみる
1分ほどで一周できる店は7,8件
店はカーテンで仕切られ外からは中の様子はうかがえない
それにしてもすごい人の数だ屋外だけで100人弱は軽くいるんじゃなかろうか
バーがたくさんありすぎてどこから入ったら良いものか悩んでしまう
とりあえずネットに書いてあった2階のレインボー4という店へ行ってみることにした
カーテンをくぐり店内に入って度肝を抜かれたそこには非日常の光景が広がっていた
店内には爆音の音楽、入口から見て左右にステージが設けられており右側は水着、左側はパイ乙むき出しでお姉ちゃんがステージの上で踊っていた
踊っていたという表現にはやや語弊がある
踊っていたもとい音楽に合わせてリズムをとって揺れていた
なんだかすごいところにきてしまった
しばし店に入ったところで立ち尽くす
店の入口でぼーっとしていたら店の店員に席に案内された
そして何か英語で話しかけられた
全くわからない
音楽がうるさく普段以上に何言っているのかわからない
困っていると店員はメニュー表を持ってきた
どうやら何か飲み物を頼めということらしかった
なるほどねと思いメニューを確認当然英語で書いてある
見たことない名前ばかりだ
とりあえず記憶の片隅に残っているような気がしたheinekenというビールを注文した
注文したと言えばスマートに聞こえるかもしれないが実際にはメニュー表を指さしただけであった
待つこと数分注文したビールが運ばれてきた
運ばれてきたのはビール瓶一本
周りを見渡してみるとそのまま瓶に口をつけそのまま飲んでいる
ビール瓶からそのまま飲んだことなどなかったので少し新鮮だった
ビール瓶を置くと店員はレシートのようなものを丸い容器に入れ立ち去って行った
どうやらあと会計のようだ
しばらく目の前に広がる光景に目を奪われる
ステージの上にいるお姉ちゃんはそれぞれ番号札のようなものを身に着けている
気に入ったお姉ちゃんがいたらその番号札をもとに呼んだりするのだろう
とりあえずビビりにビビッている俺はステージを眺めることに徹する
ネットの情報ではお姉ちゃんの方から声をかけて営業をしてきたりすると書かれていたので僕にも営業かけてくれないかなと思いながらステージを眺め続ける
どうやら営業をかけて来てはくれない模様
若いイケメン専用のイベントらしいと結論付けた
その後もすげえなあと思いながらステージを見ていると一人の店員のババアが俺の席まで来て話しかけてきた