最終日にタクシーでぼったくられ傷心したままマカティへのタクシーを探す
そこへ黄色のタクシーが通りかかった
手を挙げてタクシーを停め、マカティまで行きたい旨伝えた
このタクシーはメーターだよな?というとメーターではないという
じゃあなんだ?と聞くとマカティまでは1000ペソだという
さすがの俺も気が立っていたのでいつもなら切れないところだが、またもキレてしまった
ファッ〇ユー今すぐ消え失せろと怒鳴り道を歩いていく
今度は白いタクシーがやってきた
手を挙げてタクシーを停める
おい、今黄色のタクシーにマカティまでいくらだ?と聞いたら1000ペソとか言われたんだがどう思う?と聞いてみた八つ当たりみたいなもんである
おいおい、そんなにかかるわけないじゃないか、ありえねえな
と運転手はいっていたどうやらいいやつそうである
300ペソで行ってやるよとのことだったのでじゃあお願いと言ってマカティに向ってもらった
無事とは言い難かったがなんとかマカティに到着した
この日のホテルは
「レッドプラネット」
なるホテル、立地的にはマカティのブルゴスストリードで遊ぶ分には申し分なかった
ただ部屋はせまかった
時刻は午後6時ころ
まだブルゴスストリートへ繰り出すには少し早い時間である
ということで、ブルゴスストリートの前にLAカフェ(別名:ベイカフェ)へと行くことにした
マカティからLAカフェにいくとなるとタクシーしかなさそうだったのでタクシーを探すことに
そう思ってホテルを出たらホテルの前にタクシーが1台待機していた
ヘイ、ベイカフェに行きたいんだが?というと、ベイカフェだなわかったよ300ペソだという
わかったそれでいいと言ってタクシーを走らせた
ベイカフェに向かう最中タクシーの運転手がおねだりしてきた
俺も一緒にベイカフェ入ってお姉ちゃん見ていい?そんでもってコーラ飲んでいい?
お前はかわいいお姉ちゃんじゃなくてムキムキのおっさんじゃねえか
ちゃんと鏡見てからかわいくおねだりしろよ
もしあんたがかわいいお姉ちゃんだったら二つ返事でおkだったというと
おねが~い
だからかわいくねえんだよ!すげえうざい
仕方ないな少しだけだぞ
というと、ヤリ~と喜んでいた
到着したのはベイカフェネオンが光っている
これが、ベイカフェか・・・思ってたのとちょっと違うな・・・
なんというかどちらかというとKTVみたいな・・・
でもベイカフェって書いてあるしな・・・
とりあえず中に入ってみる
受付みたいのがある
受付でおっさんが携帯持ってる?とか言ってきた
もってるけどというと出してと言ってくる
言われた通り携帯を出すとなんかシールを渡されカメラのレンズの所に貼ってと言われた
タクシーの運転手に確認する
「ここベイカフェだよな?」
「そうさ、ここはベイカフェだ看板もそう書いてあっただろ?」
「まあね、(ふーむ・・・)ここ完全にKTVだよな?」
「そうだよ、ここはKTVだよ」
「なるほどね!ベイカフェ違いだわ、ちょちょちょちょっとまって案内しようとしないで!おい運転手ちょっと来い外来い外」
そういって外に出る
「俺が行きたかったのはベイカフェだけどベイカフェじゃねえんだわ、あれだよ、俺が行きたいのはLAカフェ!わかる?LAカフェ」
「なるほど、LAカフェかよ最初からそういえよベイカフェっていうからベイカフェに連れてきてしまったじゃないか」
「まあ、あれだな、俺の言い方が悪かったさっそくLAカフェに向ってくれ」
「わかったLAカフェだな、200だがいいか?」
「・・・(まあ、俺がベイカフェと言ったのが悪かったかな・・・)おkそれで行ってくれ」
こうして(俺的に)偽物のベイカフェを後にし、(俺的に)本物のベイカフェ(現LAカフェ)へと向かった
余談ではあるが、このベイカフェ、俺が出て行く際に中国人の3人組が入店してきた
もしかしたらKTVとしては結構良い店なのかもしれない
まあ俺はKTV嫌いだから行かないが