およばれした砂漠の結婚式を固辞しジャイプールの駅にやってきた
ネタ的にはついていけばよかったなと思わなくもない
やることもなくなったので駅で1時間くらい待機
人が多すぎて待機する場所もねえなと思っていると
なにやら待合室みたいなところを発見した
ホームは人で溢れているのに待合室は空いているので入っていいものかわからず駅員に入っていい?って聞くとチケットを見せてと言われチケットを見せると入っていいですよと言われた
列車のランクによっては待合室に入れないっぽい
3等車だったが入れるようだった
待合室の中はエアコンがかかっており非常に涼しいし人が少ないので非常に落ち着く数は少ないがコンセントもあって充電もできるなかなか便利
ここで一時間くらいぼーっとしているとあっという間に時間が過ぎ列車が到着した
アグラまで4時間列車の旅
チャイ売りが通るとき「チャイー、チャイー」と言って通り過ぎていくのはもう慣れたがお弁当売りが通るとき「パーリパーリイポーリパーリ」みたいなことを言って通り過ぎていくのはなんて言ってるのかわからないしやけにリズミカルなので一人でニヤニヤしてしまった相当気持ち悪い
ぼーっとしていたらアグラに到着した
日が暮れている
この日はホテルに泊まる予定だったがホテルの前に飯を食いに行くことにした
pinch of spiceという店がネット評判が高くそこそこの時間までやっているので行ってみた
なかなかセレブ感のある店でびびる
客層も金持ちのインド人家族みたいなのが多い
バターカレーとライスを注文
バターカレーはうまいがくどい
他のインド人にならってカレーを手で食ってみる
右手でライスを掴んで少しつぶしてカレーにつけて食べる
めちゃくちゃ食べにくいしカレーやごはんが手についてすげえ嫌な感じ
めげずに手で食べていると店の人が声をかけてきた
「サー、このスプーンを使って食べてください」そういって店員が俺にスプーンを渡してきた
ありがとうと言ってスプーンを受け取り結局スプーンで食べることにしたが何か釈然としない
そんなに食い方が下手だったんだろうか
しかしあまりの食い方の汚さに見かねてスプーンを出してきた以外スプーンを差し出される理由もないのでまあそういうことなんだろう
スプーンで食っているとデブいやぽっちゃりした若者が話しかけてきた
当店にお越しいただきありがとうございますみたいなことを言っている
あんた誰と聞くとここの経営者の息子とのこと
おいしいですか?と聞かれたのでくどいがうまかったのでうめえよというと喜んでいた
「どこから来られたんですか?え?日本から?それはいいですね、私日本のことがすごい好きです。誰かと来られてるんですか?おひとりですか、それは大変ですね。恋人はいるんですか?いないんですか、それはよくないですよ。私は5人も恋人がいるんですよ。人生楽しまないと。いつまでアグラに滞在されますか?そのあたりのお世話もさせていただきますよ。え?もう明日帰られるんですか、それは残念です。次の機会にぜひ面倒みさせていただきますよ」
というような非常にゲスいことも言っていた
インドってそういうとこ厳しいと思っていたけど金持ちは別なようだ
アグラは夜は真っ暗で人も歩いていないし店もやってなさそうだしやることもなさそうなので飯の後はホテルへ移動
夜やることないのはつらい