無事インドネシアへの入国を果たし、空港内を進んでいく
同じ便でほぼほぼ最後の入国となった俺が荷物回転寿司のところまでいくともう回転寿司は終わっており俺の荷物はベルトコンベアーから降ろされ他のまだ荷物を持って行っていない人の荷物と一緒に隅の方にかためられていた
空港についたらまずは少額の両替ということで空港内の両替所へと足を運ぶ
2015年5月時点のレートは10000円で960000ルピアだった
1円がほぼ100ルピアとわかりやすくて良かった
空港から電車はないので、バスかタクシーで行くしかない
空港内にタクシーの受付所みたいなのがあったのでこれ幸いと思い受付でマンガブサール通りまで行きたいんだけどと言ってみた
ガイドブックにマンガブサールまで150000ルピアくらいで行けると書いてあったのでまあそれくらいだったら乗っていこうかなと思っていた
しかし提示された値段は300000ルピアと想定の倍額だった
これはない、これはないですわと手を必要以上にブンブンと横に振ってその場を後にした
空港の建物から出たところにずらーっとタクシー乗り場があった
いろんな会社のタクシーが並んでいる
インドネシア初心者の俺はガイドブックにならい、安全で安いと言われているブルーバードタクシーを探す
ずんずんと歩いていくとそれっぽい会社のタクシー乗り場を発見した
ブルーバードタクシーは基本的なメータータクシーで初乗り7000ルピア、メーターはしっかりと動かしてくれる安心タクシーだ
そんな安心安全タクシーなためか他のタクシー乗り場は並ぶ人はいないのにここだけ10人以上が並んでいる
ここで並んでいると書いたが並んではいない
ありのまま起ったことを話すぜ
俺は奴の前に並んでいたと思ったらいつのまにか抜かされていた
また、俺は別の奴の後ろにいたはずなのにいつのまにか抜かしていた
何を言ってるのかわからねーと思うが俺も何をされたのかわからなかった
頭がどうにかなりそうだった
規律だとか順番だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ
まさに某ポルナレフのような状態だった
厳密に言えば並んではいると思うんだが順番に列を形成していないような雰囲気もある正直よくわからなかった
タクシーを待っているところに椅子というかベンチがあるんだが、インドネシアの文化なのか前の人が先に進んでいなくなってもそこへ詰めようとしない
そのため後ろの人がそこへ座ったりしてもうよくわからなくなってるようなそんな感じだった
しばらくして係りの兄ちゃんがどこまで行く?みたいな感じで聞いてきたのでマンガブサールまで行くと言っておいた
更にならんでいると、列外からインドネシア人が話しかけてきた
俺のとこならすぐ乗れっけど?
とかそんな感じで声をかけられた
ほほう、ちなみに値段はいくらかねと聞くと200000ルピアだという
まだちょっと高いなということでやめとくぜといって断った
これでこのブルーバードタクシーにこれだけ並んで実は200000ルピア以上しましたってことになったら馬鹿みたいだがそこはブルーバードさんならなんとかしてくれるはずだと根拠のない過度の信頼を持って列に並び続ける
並んでいるとマンガブサールの人!と係り員の兄ちゃんが呼んだ
まだ全然俺より先に並んでいた人がいるけど、本当に俺か?他に俺より前にいたやつでマンガブサール行くやついなさそうだしいいのかな?とかなり半信半疑だったが遅らせ気味で俺だ!と返事をしてタクシーへ乗り込んだ
車内でどこまで行くと聞かれたのでマンガブサールのスパークスホテルまで頼むと言うとそのホテルはしらないけどよしわかったと言って車が走り出した
マンガブサール通りはコタ駅の近くにある通りなんだが、高速を使ったにもかかわらず結構遠かった俺的にはもっと近いもんかと想像していただけにその分さらに遠く感じた
高速を使っているのでメーターがすごい勢いで回っていく
メーターの表示が85000、100000と上がっていくが高速からまだ出ていない
まじかよ、おっさん150000くらいで頼むぜーのメーターをガン見しながらどんどん走っていく
ようやく高速から降り、下道へと移行したが、下道はえらいことになっていた
まじで混み過ぎストレスが溜まる
だが、渋滞のストレスはまだかわいいもので、さらにストレスがマッハなものがあった
クラクションがまーじうるさい
冗談じゃなくずーっとクラクションがどこからともなく聞こえてくる
ホントずーっとなってる俺はすごくクラクションが嫌いなので俺が鳴らされているわけでもないのにストレスが留まるところを知らなかった
やつらすげえ気楽な気持ちでクラクション鳴らすんだよねそれこそ挨拶みたいな感じでねこっちはたまったもんじゃないよほんと
交通量が半端なく多いし、対向車とかあんまり関係なく頭突っ込んだもん勝ちみたいなノリで道路の真ん中で中央分離帯のないとこ目がけて平気でUターンとかするようなやつばっかりだから防衛手段みたいなもんななろうか
まあ道路が大通りしか整備されてないようなもんだから、脇道を走れずまともに走れる大通りで方向変えざるを得ないのはわかるけど、それにしてもさすがに?みたいなね
信号も横断歩道も整備されてないから歩行者はすごく大変だった
信号もぶっ壊れてるから隙をみては横断したり、全道路で車優先みたいなところがあるしそもそも横断歩道なんてなかったんじゃないかな
そんなインドネシアの道路事情に戸惑いながらもマンガブサール通りに到着した
運転手がホテルがあったら言ってくれというのでホテルを探しながら通りを走っていく
なんとか予約したホテルの画像と似ている風のホテルを発見した
お金は結局200000ルピア弱まあ許容範囲内でしょ
とりあえずいつものクレカないですからの現金預けの流れで500000ルピアを預けチェックインをした