ジョニーデップの野郎のせいで時間を無駄にしてしまい体を休める暇がなかったがそんなモヤシなこともいっていられないのでホテルで一息ついてすぐに外出することにした
ブラジルに来る前はサンパウロはボアッチ、リオはテルマへ行くんだって決めて情報収集をしていたけどいざ旅行へ出てみるとツルっとテルマのことを忘れてしまってリオでもなぜかボアッチを探してしまう失態を犯してしまった完全にボアッチ脳になっていた間違いなく正常な精神状態ではなかったように思う
そんなたわけた俺が向うはコパカバーナから北の方のいわゆるセントロと呼ばれる中心街
そこでネットでボアッチで周辺検索してヒットした店へタクシーで行ってみた
しかし店は8時からのようで20分くらい早くついてしまった
早くついてしまったのはまあいいんだが店が明らかにボアッチらしからぬ佇まい
関係者っぽいバンドマンみたいなやつとかが店に入っていく
ここってもしかしてクラブじゃね?と薄々思い始めていたら店の中から楽器を鳴らす音がしだしたどうやらリハーサルが始まったようだ
これクラブかライブハウスじゃねえかやらかしちまった
とがっかりしたが気持ちを切り替えて次の店を目指す
セントロにある「MC」なる店へはいってみたここも周辺検索でヒットした店だ
店の佇まいはそれっぽいとりあえず中に入り受付をする
受付の際にここはスイングクラブだけどいいのか?と念を押された
スイングクラブって何?と思いながらいいよと適当に返事をする
入場料が250レアルとのこと
約一万円じゃねえか馬鹿たけえと思いながらもここまで来てひけねえだろと思い
金を払って中へ入る
階段を上がった先にあったのは客が誰もおらず従業員しかいない空間
広さは1000~1500㎡くらいだろうか
真ん中に空きスペースがありポールが立っている
壁沿いにソファや椅子の席がある
何ここ?ショータイムとかあるの?
と思いながらビールを飲んでしばらく動向を監視する
しばらくして白人のおっさんが一人ふらっと入ってきた
店の中に動きは特にない
更にしばらくしてカップルが一組入ってきた
大体この辺でさすがの俺でも察した
ここボアッチでもなんでもないわただのダンスクラブじゃない?
カップルが酒飲みながらゆったり踊るところじゃない?俺の後に入ってきたおっさんも俺と同じであれ失敗したやつでしょまじでこれキレるわ
またしてもやらかしてしまったリオデジャネイロの周辺検索3連続外れ
まじで心が折れそうだった
30分弱で一万円も払って入場した店を後にした
この店裏通りにあるためかタクシーが全然通らない
人通りも少ないし街路灯もあんまりないので薄暗さがやばくて体感治安があんまりよろしくない
これはあれしかないなということで靴ひもを固く結び走って移動10分くらい走ってようやく大通りに無事出られた
昼間あれだけ人がいるのに夜のブラジルは本当に人が少ない恐ろしい
とりあえずタクシーに乗り流れを変えるため一旦ホテルへ戻って体勢を立て直すことにした
体勢を立て直して流れを変えてホテルから500メートルくらい離れた場所にあるボアッチへ向かった
ここは店の外にそれっぽい格好をしたお姉ちゃんが何人かいたりするので一発で大丈夫とわかった
ボアッチの中に入ろうとしたらパスポートは持っているか?と聞かれた
持ってねーよと答えるとないと中には入れないという
このクソがよと思いながらも仕方がないのでしぶしぶホテルへと戻る
パスポートを持って再度突撃する
中はそこそこ広く客もぼちぼち入っている感じ
辺りを見渡すと女のレベルは高くない
お姉ちゃん同士の中が良いのが印象的だった
サンパウロの中級店のキルティと比べてランクがかなり落ちる
年齢層もキルティよりも高め
システムはよくわからない
自分でビールを3本お姉ちゃんになんかの飲み物を3杯で入場料込みで230か320のどっちか取られたよっぱらっててどっちだったかよく覚えていない
全然これだとだと心に響くものがなくピーナッツがすごい進むすごく塩辛い
営業は結構ある
ブラジリアンはシリコン詰めてるという根拠のない先入観があった
俺調べでは確かにわずかに入っている奴はいたけど入っていないやつの方が多かった
そんな中から激甘採点でなんとかギリ及第点のやつをセレクト
20歳とか言ってたが28歳とかそんなくらいのお姉ちゃん
2Pだと500で3Pだと600とか言っていた
2Pとか3Pってのは何のことだろうかボンバーマンか何か?
この店だと英語できるお姉ちゃんはあんまりおらず
基本ポルトガル語オンリーという感じだった
スマホの翻訳アプリを使わなかったら相当厳しい戦いにになっていたと思う
この時セレクトしたお姉ちゃんダンスが好きだとかいって少しでも手が空けばすぐダンスをし始めるダンス狂いだった座ってても立っててもずっとダンスしていた
何度も一緒に踊りましょと誘われて最終的にチークダンスみたいなやつを踊らされてしまったいやー死にたかったね
そこそこ酔っぱらってきたので2時間ほどで撤退することにしたわけだが
ボンバーマンを2Pでやるのか3Pでやるのかという話になってくる
セレクトしたお姉ちゃんはしきりに友達と一緒にボンバーマンしましょ?といってくるがその友達がさっぱりふるわないので馬鹿高かったが2Pモードで宿泊先でボンバーマンをすることにした
一日外にいてシャワーを浴びたかったがシャワーを浴びることなくボンバーマンがおっぱじまった
うまくもなく下手でもなくまあ普通のボンバーマンだった
その後は酔っぱらってたし疲れたのですぐ寝て次の日に備えた