綺麗系とアラレと俺の3人のバーホッピングが始まった
それにしてもこのアラレがどうにもかわいくない
店にいるとき店の中でかわいくないのにやたらがんばって自撮りしているやつがいるなと思っていたが、それがまさにこのアラレだったのを思い出した
その口を突き出すキメ顔やめんか
流れ的に費用は全部俺持ちだろう
別にかわいいお姉ちゃんに奢るのならやぶさかでもない俺だが
何が悲しくてこんなアラレの金まで俺が出してやらにゃならんのだと思うが綺麗系お姉ちゃんの手前言えるわけもない
何を基準に決めているのかしらないがちょっと店に入り様子を見て、ここはやめましょみたいな感じで店を出たり、ここはいいわねみたいな感じで店に入ったりする
結構盛り上がっている店を出たり、過疎っている店にはいったりその逆もあったりしてよくわからなかったがまあなんかあるのだろう
友達同士でいるため必然置いてきぼりにされがちな俺
もはや動く財布状態である
それならということで、俺は俺でやらせてもらうぜという感じでその店その店でのお姉ちゃんチェックに余念がない
一緒にいるのがアラレでさえなければ・・・早くホテル帰りたい・・・
3、4件ほどバーを回りようやくアラレが離脱していった
さっそくホテルへと戻り、アンヘレスの暮らしについてしっかり学ぶ
一講義が終わり時間は0時少し前
カウントダウンはWSに居たいねと意見が一致しWSに戻る
WSを歩いている途中で年が明けてしまった何ともしまらない感じで2016年を迎えた
WS内では爆竹が路上で弾けまくり、空には花火が上がっている
ブブゼラの音もやかましい
しかし、正直今一つ盛り上がりにかけるような感じ
パタヤの年越しの方が圧倒的に盛り上がるし楽しい雰囲気
それでも日本にいるよりはましだろう
一通り騒ぎが落ち着いた辺りでお姉ちゃんとは別れた
年越しだから家帰らなくちゃみたいなことを言っていたような気がする
とりあえず腹が減ったのでcocomosで腹ごしらえをする
料理を待っている間にトイレに行って用を足していると白人の兄ちゃんが話しかけてきた
口周りにべっとり赤いのついてますよ、と
テヘッ、と笑ってありがとうとお礼を言ったが内心すごく恥ずかしい
俺はホテルを出てから今までの約30分くらいずっと赤い何かを口の周りにつけたまま歩いていたわけである完全に頭のおかしいやつじゃねえか
俺がそんなやつを見かけたらこわっって思うもんねいやーこれ絶対お姉ちゃん知ってて黙っていたでしょ完全に罠だったね