人生オワタカの冒険~マダガスカル編(アンタナナリボ)~六日目④最後の〆は再び安定のグレイシャルバー

mojo barが開いてたものの、お姉ちゃんどころか客すらいなくてガラガラの店内にがっかりしてそそくさとすぐに退店を決め込んだ後、とりあえずグレイシャルバーにでも行ってみるかと思い、歩いて大通りであるアンディポンダンス通りを目指した

 

初日同様やはり道は暗いし人通りもまばらで若干早歩きになってしまった

特に何事もなく大通りまで戻って安心する

大通りをふらふらしていると、道路と道路の間の割と広いスペースに屋台がいくつか出ており、そこで焼き鳥みたいな肉を出したり酒を出したりしている店がいくつか固まっているのを見つけた

焼き鳥の屋台と言っても、焼き鳥を焼く名がテーブルがいくつかある店構えと、屋根もないプラスチックみたいなテーブルと椅子が路上に並んでいるだけの即席屋台だ

どの店も結構流行っているし、うちの店で食っていきな!みたいなアピールがすごい

誘われるがまま、いくつかある店の一つの店で焼き鳥とビールを買ってみた

焼き鳥は200アリアリ、だいたい1本10円弱くらい

めちゃくちゃ安い

味は普通

金曜日だったということもあり地元の人が仕事終わりに利用してるような感じの人が多いような雰囲気があった

活気があるし、値段も安いし、かなり暗い中で、店員の人の顔もあんまりわからない状態で酒を飲みつつ焼き鳥を食うのはなんだか新鮮で楽しい気分になってきた

 

その楽しい気分そのままで、最後はやっぱりここでしょということでグレイシャルバーへと向かった

この日は金曜日だからなのか夜だからなのかはわからないが

入場料を7000アリアリ(200円くらい)徴収された

店内は前回来た平日の夜とは打って変わり音楽に合わせてダンスするディスコ的な形式になっていた

店内にはかなり人がいて、お姉ちゃんも50人くらいいたと思う

そんな中、珍しく東アジア人の姿が店内にあった

目立つのは俺の隣にいたpumaのシャツを着た電波少年に出ていた坂もっちゃんに似たおっさんと純白のシャツをピシリとズボンインして着こなすえなり君似のおっさん

どちらも東アジア人で6日間同じパーカーを着る乞食みたいな身なりの俺と合わせてこの3人が店内ですごいなじんでなくてとにかくイケてなかったな

でも坂もっちゃんは見た目に反して結構アグレッシブで口笛吹いてアピールしたり、お姉ちゃんの前まで行ってダンスに誘ったりしていて3人の中では一番マシだったね

彼は頑張ってた

どうやらこの坂もっちゃん今宵のパートナー候補を見つけたようで、二人組のお姉ちゃんの片割れのに狙いを定め、目の前でくねくねしたダンス踊ってたけど目も合わせずガン無視されてたのはには他人事ながら悲しかったわ

調子こいてる女なのか他の男もアピールしてたけど、付き人みたいな女が間に入ってお前ごときが話しかけて来るなみたいにガードしてた

太ってる上にかわいくないのにさ

カウンターに酒階に行ったら、たまたまその二人組がいて、あなたもこの方にアピールしに来たのかしら?

みたいな雰囲気出してこっちをガン見して品定めしてきてキレそうだったわ

ラストナイトで金もあんまりしないし、割と疲れていたからまあいいかと思いながらグレイシャルバーでしっぽり飲みつつ、えなり君みたいなおっさんが軽快に一人で踊っているのをしばらく眺めて、バーの道を挟んで反対にあるlova hotelへと帰還した

翌日寝坊しないよう寝ようと思ったけどグレイシャルバーの音楽が聞こえてきて全然寝れなかったけどさ

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