おんぼろだからエアコンがないのは当然として、内側からドアを開ける取っ手すらなかった
こんなボロボロの状態でも走れるんだと少し感心したほどだ
運転手がフランス語みたいな言葉で話しかけてきたが、「ノ、フレンチ」とかなんちゃってフランス語で答えてたら全く話しかけてこなくなった
通じたんだろうか
なんちゃってとはいえフランス語でフランス語は無理というやばい奴だったからそっとしておこうと思われた可能性もあるな
しばらくして運転手がまた話しかけてきた「ホテル」みたいなことをほにゃほにゃ言っている
どうやらどこのホテルか聞いている感じがするので、試しに「sole hotel」と言うと、なんだか、わかったぜ!みたいなことを言っていた
有名なホテルなんだろうか
空港周辺は田んぼばかりだったが、市街地に入ってくると、そんなにめちゃくちゃやばいほど貧しい国という印象は受けなかった
何となくだが、ラオスの首都ビエンチャンに街の風景が通じるところがあるように感じた
タクシー内で明日はどうするんだ?みたいなことを聞かれた
明日は早朝から空港に行くというと俺がホテルまで迎えに行くぜとか言っていた
俺は朝3時にホテルをチェックアウトして空港に向かう予定だというと、「おk、早朝3時だな、わかったぜ」とのこと
ほんとに来るんだろうか・・・
なんとなくだが来ない気がすごくするぜ
そんな話をしていると意外にもすんなりホテルに着いた
最後に明日の朝三時だな?と念を押された
まさか来るのか?
期待しないでまっておこう
所要時間は30分くらいだろうか
ホテルにチェックインをする
朝食付きらしい
飯の時間は7時~9時とのこと
3時チェックアウトの俺には関係ないけどな
ホテルの受付で水が売っていたので買ってみた
値段は3000アリアリ(約80円)
たけえなおい
チェックインを済ませ、部屋へ向かおうとすると
若い兄ちゃんがいらないといっているのに荷物を運ぼうとしてくる
チップくれとかいうんじゃねえだろうな?払わんぞと思っていたけど言われなかった
これが彼の仕事なんだろう
部屋は値段の割にはなかなかいいなという印象
エアコンはない代わりに天井にでかい扇風機みたいなのがついている
十分涼しいがつけっぱなしで寝たら体温持っていかれそう怖い
まずは部屋に蚊がいないかくまなくチェック
初日だから蚊に敏感な俺
マラリア怖い
蚊を見つけて20分くらい捜索し、仕留めてからようやく一息つくことができた
ホテルでじっとしてても時間がもったいなにで、ホテルのwifiを使って付近を調べ、外出することにした