ロシアショック(個人的)からまだ立ち直れていない、まだ世界崩壊前の、若干蒸し暑い初夏の土曜日のある日
いつものように寝転がりながらあれやこれやとやっているときに
ふと
「アフリカいってみようかな・・・」
ぽそりと、狭いわが家の寝室でパソコンをいじりながら俺はそうつぶやいた
ついに俺は軽い気持ちで未踏の大陸の一つ、アフリカ大陸へ旅立つことを決めた
ついにアフリカへ行くことを決めたのはいいが、どこにいこうかという話である
候補として挙がったのは、
南アフリカ共和国、モロッコ、ケニヤ、エジプト、マダガスカル、ギニア、ナイジェリア、ジンバブエ
これくらいだろうか
基準は、割とよく名前を聞くような国というだけだ
ここからいつものように、厳選作業を行っていく
まずはアクセスの良さだ
これはかなり重要である
乗り継ぎ時間を含め、できるだけスムーズにアクセスできて、できるだけ長く遊べる国がいい
次は値段
高いところはどうしても渋ってしまう
後は、お姉ちゃんと遊べるかということと、何となくワクワクしそうな国かどうかということ
だいたいいつもこの流れで国が決まる
アフリカはだいたいどこいってもワクワクしそうだなと思いながらも
うんうんとスカイスキャナーを見て悩みながら、いつも大体3日から一週間くらい考えている
だいぶ絞れてきた
主に、アクセスと飛行機代とお姉ちゃん、そしてなんとなくツーリストっぽいからという理由で、俺は結局マダガスカルに行くことに決めた