人生オワタカの冒険~ロシア編~一日目①トランジットの北京で大迷子

ロシア遠征当日

エアチャイナで一先ず中国へ向かった

トランジットのため、中国は北京で一泊

夜北京に到着した

中国通貨の元は一切持っていなかったし、そんなに来ることのある国でもないので、両替はせずに1元も使わず過ごす予定

地図を見ると空港からホテルはそんなに遠そうには見えない

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この距離なら歩いていけるんじぇねえ?そう思ったので空港からホテルまで歩いて行くことにした

いざ歩き出してみると、北京空港周辺はあまり歩いて空港にアクセスすることを想定していないのか、満足に歩くことのできる道路状況ではなかった

とてもじゃないが直線で空港の外まで道が続いていない

直角に折れ曲がる道を歩き、時には道路を横切り、時には車がビュンビュン行きかう車道を歩いた

人はほとんど歩いていない

俺と同じように歩いて空港から外へ向かっているバックパッカー風の男が1人いたくらいで後は歩いている人間は皆無だった

一台のシャトルバスみたいな車の運転手に声をかけられたが、中国語だったので何言ってるかわからなかったので「おk」とだけ言っても先を急いだ

15分ほど歩き、ようやく空港敷地から脱出し、歩道とまともに呼べる道路にたどり着いた

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空港敷地内と同じで歩いてる人は1人もいない

ただ真っすぐな道路が伸びているだけで、沿道には店は一つもない

ただひたすらに車やバイクが行き交っているだけの道という感じである

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空港敷地から出て、mapsを頼りにさらに15分ほど歩き、ようやくホテル周辺にたどり着いた

mapsの指し示すホテルの前まできたが、何やら不穏な雰囲気

建物に電気がついてないし、そもそも入り口に鍵のかかった開閉式の柵が閉まった状態になっている

え?どういうこと?門限があるのか?柵の上に設置してある監視カメラがひたすらこっちを見つめている

守衛がいれば状況も聞けたが、守衛もいない

10分ほど門の前でどうしたものかと、あれこれ考えていたがいい解決策はでなかった

とりあえず、ホテルと指し示されている建物の周りをグルっと一周したが入り口は先ほどの柵の閉まった所しかない

俺と同じように、先程空港敷地から外に向かって歩いていたバックパッカー風の男が俺と同じようにスマホを見ながら彷徨い歩いていた

多分俺と全く同じ境遇に陥っているに違いない

なんとなく日本人っぽかったけど、声をかけても迷子が1人から2人になるだけなので声はかけなかった

 

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