人生オワタカの冒険~インド編~三日目④胡散臭いのは間違いないけど思ったよりかは胡散臭くなかった男

パークストリートにあるマクドナルドの前にいると突然肩を叩かれ

振り返ると前日サダルストリートで声をかけてきたインド人がそこにいた

「昨日待ってたんだよー」

「9時過ぎまで博物館の前いたよー

「なんで来なかったの、寂しかったよー」

いやー、そうは言われましてもはなから行く気なかったからね

とはいえず、すまんすまんと言っておいた

「今は昨日会うって言ってたロシア人と一緒にいるよー日本人もいるよー」

昨日言ってたロシア人は実在したのか・・・

「今マクドナルドで雑談してるよ、一緒に来て話そうよー」

暇だったので断る理由もなく興味本位で一緒にマクドナルドに入った

若い日本人とロシア人が確かに中にはいた

彼らからしたらインド人がいきなり勝手に知らない男を連れてきた状態である

若干気まずい雰囲気

「ちゅーっす」と言って俺は席に着いた

インド人は空気何て読まずにそれぞれの人とどこで会ったかという話を始めた

鋼の心臓かよ

話しの中でそのインド人は日本人宿でコルカタニューデリー、バラナシに展開している「サンタナ」という宿のことをやたらとディスっていた

あの宿は良くない、と

サンタナは予約はしていないけど俺がバラナシで泊ろうかなと密かに思っていた宿だったので大丈夫かとちょっと不安が募った

ロシア人はとてもまじめな奴だった

仕事をしながら移動しており、インドに来る前はタイにいたらしい

タイにいたということならgogobarに行ったか?と聞いたら奥さんがいるのでそういうところへは行かない、心外なことを言う奴だな君は!みたいな顔をされてしまった

なんて硬さだ

夕方4人で飯を食いに行くことになったが、日本人は荷造りのため一旦ホテルへ帰り、俺とインド人とロシア人の3人で行動することになった

ロシア人がSIMカードを買いたいということでインド人の案内でSIMカードを買いに行くことになった

インド人の知り合いがやっている路上の露店でSIMを買えるらしい

案内されたのは写真はないがすごくうさんくさい店だった

道端でロシア人のスマホのSIMカードを入れ替えを行った

値段を聞いたら600ルピーだという

空港で買ったら1100ルピーだったことを考えると結構安い

空港で買いそびれたらサダルストリートの東の方にある露店でSIMある?って聞いてみるのもありかもしれない

それにしてもこのロシア人、この胡散臭いインド人の言うことを信用しすぎじゃないかと若干心配になるくらい信じていた

大丈夫かよ・・・

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