中国を経由し予定よりも一時間ほど早い午前0時半ころついにインドはニューデリーのインディラガンディー空港に降り立った
この日は午前6時台の便でニューデリーからコルカタへ国内線で移動予定
時間もありそうでない気がするので急いでイミグレへと向かった
深夜にもかかわらず結構並んでいる
列に並んでいるとイミグレで指紋をとって登録しているようで一人あたりの時間が結構長い
早くしろと思いながら並んでいると奥に自動ドアで仕切られた部屋を見つけた
夜中だからか自動ドアは空いており中に人が2人いた
そういえばネットにEツーリストビザの人は別でイミグレがあるというようなことが書いてあったのを思い出した
よく見てみると看板が立っておりEツーリストビザやアライバルビザの文字が見える
あれ?俺普通のイミグレに15分くらい並んでいるけど俺が向かうべき場所はあの自動ドアの奥なのではないか?と思えてきた
どうしようか悩んだ末に列を離脱し自動ドアの奥へと向かうことに
自動ドアの奥にはカップル旅行者が2人いるだけだった
なんなのここ・・・と思っていると旅行者が日本語で話しかけてきた
今職員の人を呼んでもらっていてもうすぐ来るようですよ
とのことだった
聞く前から教えてくれるとはなかなかいい奴じゃないか
ちなみに書類を記載しないといけないみたいで部屋の隅っこのとこのおっさんからもらえますよ
とも教えてもらったのでペラ1枚の書類をもらって記載をしつつそいつらと共に職員が来るのを待つ
15分くらい待たされようやく職員登場
一人ずつ呼ばれて手続きを行う
ようやく俺の番が来てとりあえずそれっぽい書類を見せると
この書類はここじゃないといわれてしまった
さっき並んでいたとこに行くよう言われた
ふざけんな入口にEツーリストビザって書いてあるじゃねえか
ちなみにカップル旅行者はアライバルビザとのことだった
無理っぽかったから大人しく先ほどまで並んでいた列の最後尾から再度並びなおすことになっただるい
しばらくならんでようやく順番が回ってきた
事前にEツーリストビザは申請済だったので顔写真入りの書類を出した
中身を確認されこれじゃないと言われてしまった
これじゃないってどういうことだよ
これしかもってねーよ
日本でビザの申請時に向こうから送られてきたメールを何気なく印刷しており持っていたのでこれならあるぜと言って出してみるとこれだこれだと言ってなんか大丈夫だった
向こうから送られてきたメールに記載してあったID的なやつがいるっぽかった
せっかく写真と一緒に申請用紙を持ってきたがこっちはただの紙屑だった
指紋の登録が最高にうまくいかず10回くらいやり直させられイライラしつつなんとかイミグレを抜けた
イミグレに並んでいるときにふと思ったことがあったがインド人のイミグレの人がことあるごとに首を傾げる感じでクイッとやっていた
俺もパスポートをもらって通っていいよと言われるタイミングで首をクイッとやられたどうやらこの首のクイッってやつは日本でいうところの首肯と同じ意味合のようだ
動きとしては日本でいうところのさあ?みたいな首を傾げる動作だから否定の意味合いかと思ったが全く逆で驚かされた
そんなことはさておきインドへついに入国を果たした