泊ったホテルはザ・マブヘイ・マノール・ホテル(2933 F.B. Harrison cor. Ortigas St, パサイ, マニラ, フィリピン)一泊5000円弱くらい
午後11時も終盤
チェックインして着替えて、なんだかんだして時間は夜中の0時を回った
0時か・・・ここからだな!
ということで外に出ることにした
目指すはエドサコンプレックス
これが目的でこの近くにホテルを取ったので是が非でもいかなければもったい
エドサコンプレックスとはゴーゴーバーの集合している施設
タイのナナプラザみたいなところで、ナナプラザとは違って経営者が同じ人らしい丸儲けである
空港で5300ペソ両替したが、チェックイン時にホテルに1000ペソ預け、タクシーで500ペソ、シムカードで500ペソ使ってしまったので3300ペソしかない
これじゃあ不測の事態を乗り切れないかなといことで両替所またはATMを探さなければならない
ホテルのフロントでこの辺に両替所ある?と聞くと、あるけどこの時間はもうやってないとのこと
夜の0時過ぎてるしまあ仕方がない
ちなみにこのホテルでも両替できるけど朝8時からだよ
と言ってくる朝8時とか何の意味もないので無視する
じゃあATMはないのか?と聞くと
ああ、ATMならホテルの近くにあるよホテルの前の道を50mくらい進んで曲がったところだよとのこと
じゃあちょっくら行ってくるわというと
ちょっと待ってくださいと引き止められる
何で俺が待たないといけないんだよ俺には時間がねえんだけど
と思いながら待っていると警備員みたいな人がホテルの敷地のへんな建物から出てきた
彼がATMまで案内しますよとのこと
なぜ警備員がATM行くだけなのに着いてくるんだよいらねえよというと
治安がよくないので一人では危ないですATMは近くですが彼が同行しますよと言ってくる
ただの厚意っぽかったので無下にするのもなんだかなと思ったのでわかったありがとうと言ってお礼を言って警備員の彼とATMまで歩いていく
彼の腰には拳銃がささっていた
ホテルの前の道を東に歩くと南北の道路に突き当たった
道路の両脇には屋台の残骸みたいなもんが積み上げてあったりゴミが散らかっていたりした
夜0時を過ぎているというのになんだか汚い格好をした人が歩いていたり座っていたりする
たしかにあんまり治安のよいところではないなという感じ
辺りの一番明るい場所はATMだ
確かに運が悪いと鴨葱だろう
無事金を下しホテルへと一旦帰る
警備員の彼に気持ちばかりのチップを渡しお礼を言って
エドサコンプレックスに向うことにした
ホテルから外に出ようとするとまたもフロントの人に呼びとめられる
「どこに行かれるんです?」
「ちょっと酒を飲もうと思ってね、外行ってくる」
と答えると
「タクシーですか?」と聞くので
「いや、歩きというか走っていくけど・・・500mくらいだし」というと
やめたほうが良いですタクシーで行った方がいいですよと言ってくる
どれだけ俺の身を案じているんだよというかどれだけ危険なんだよ・・・という感じである
まあフィリピンに来て2時間も経ってないし地元の人の言うことは聞くべきだろうということでそこまで言うのならとタクシーで行くことにした
タクシー呼べる?と聞くと呼べますとのこと
黄色やつ呼べる?と聞くとすいません白いやつしか呼べませんと言われた
白いやつかよ・・・黄色のタクシーのおっさんに白はやめとけといわれたから嫌だったが白しかないのといのなら仕方がない
黄色に乗るときみたいに適当な感じだとやられるのでしっかり詰めるところを詰めなければならないめんどくさい
まあホテルが呼ぶ奴ならよっぽどいいだろうと思いそれでいいと言って呼んでもらった
しばらくして白いタクシーが来たので乗り込み出発
その際メータータクシーであることをしっかりと確認
エドサ・・・エドサコンプレックスへ行ってくれ言っても伝わらない早くも最後の手段を投入する
エドサコンプレックスの住所を見せてここへ行ってくれというとなんとか理解してくれた
結構遠回りされたしかも道中しきりにKTVを進めてくる
トップレスでダンスしてるぜ、絶対こっちのほうがいいぜとかいって押しが半端ない
というかもう遠回りというかKTV目がけて走っている感じさえあった
いいんだよ俺はエドコンにいきてえんだよ!とちょっとイライラしながら5回くらい断ってようやくエドサコンプレックスに向ってくれた
本当に悪い奴である
タクシー代は150ペソだった
最短でいけば50ペソくらいの距離だったがまあ無事たどり着けたしこれくらいは仕方がないだろう
こうしてなんとかエドサコンプレックスに到着した