プラハ本駅に着き列車をしばらく待つ、しかし待てども待てども掲示板に時刻が出てしかるべき時間になっても時刻がでない
またかよ!チキショー全然わかんねー
自分が持っている列車の番号と2番だけ番号が違う列車の情報は出ている
まーさかなーねえさすがに・・・ね?
更に少し待つがやはり掲示板には出ない
さすがに困っちまって固まっていると背後で日本語の会話が聞こえてきた
日本人いたーと思ってすごい速さで振り返って話しかけた
「すいません助けてください」と声をかけた実に情けない
相手は大学生2人組一か月かけていろいろヨーロッパを回っているらしい
実にうらやましい!俺が学生の時なんて馬鹿過ぎていて海外に行こうだなんて発想すらなかったくらいだ死にたくなってくる
イタリア、オーストリアと回ってこれからオランダに行くんですよとか言っていた死ぬほど羨ましい
そんな大学生に助けを求めたところ、発車時刻が同じなんで同じ列車じゃないですかねとのこと
でも確証がないのでインフォメーションに聞きに行ってみましょうとかいって一緒に着いてきてくれた気のいいやつらである
インフォメーションで2人組の券と俺の券を見せてこれって同じ電車?と聞いてみたところそうですよとの答えが返ってきた
番号は違うが一緒の列車ということなので一緒に列車へと歩いていく、この二人といろいろ語り合いたいところだったが、列車が前半分と後ろ半分で行先が異なっており、全然違う車両となってしまった
張り紙がしてあり、俺の持っている券の番号がそこに書かれていた
券の番号がちがったのはこのためだったらしい
そのため2人組とは列車に乗る前にお別れ
マジでありがとうと感謝しつつそれぞれの列車へと乗り込んだ
列車内では日記を書いたり本を読んだり寝ていたりしたらなんだかんだでフランクフルトに到着した
到着時刻は午前3時
時間が時間なだけにどうしたもんかとしばし途方に暮れる
とりあえずでかい荷物を駅のロッカーに預けに行くことにした
その途中フランクフルト中央駅内にクラブがあるらしく、若者が午前4時ころ大量にクラブから閉店のためなのか出てきた
こんな時間まで100人近くがクラブ遊んでいるのかと驚きつつ、なんかすげえ酔っぱらってたりするので絡まれたらいやだなあと思いながら若者たちを眺める
どうやら始発で各々家に帰るような感じだったいやー元気だね
駅のロッカーに4ユーロ入れて荷物を預け朝飯を食っていると、20代の白人が女の人に1ユーロ恵んでくれないかと頼んでいるのを見かけた
ドイツでこういう光景を何回か目にした
いくら景気がよくてもどうしてもそういう人はいなくならないらしい
20代でそこまでしないとだめなのかなんか他にあるんじゃないか?と思ってしまう
飯も食い終わり始発が動き出したのでぼんやりしていても無駄なので、かなりどうしようか迷ったが、とりあえずどっか行こうと思って適当にマインツへ行くことにしたなぜマインツに行くことにしたのかいまだに謎である