朝の割かし早い時間にサンパウロに戻る飛行機が取ってあったので
それに間に合うようにだらだらと準備をして空港へと向かう
エアポート行きのバスがどれなのかよくわかんなかったのでとりあえず北へと向かうバスに乗り込み空港への道からずれた瞬間バスから離脱しそれっぽいバスに乗り換えていけば着くっしょという意味不明なプランで空港を目指す
最初に乗ったバスが思いのほかいい線を行き、セントロ周辺まで行くことができた
もう一息だなと思い適当なバスに乗り込んだところ、空港までは行けなかったが空港まで歩けば10分くらいなところまで行くことができ発時間にかなり余裕をもって空港へ到着した
その後は何事もなくサンパウロへと戻ってきた
この日はパライソ通り周辺に宿を取っていたので空港からバスでパウリスタ通りまで行き、そこから地下鉄でパライソへと至った
宿はパライソ駅から徒歩1分のところにあったのですんなり探せてチェックインを済ませた
そろそろ金に余裕がなくなってきていたので両替せねばと思い立ちフロントでこの辺に両替所はあるか?と聞いてみたところ、この界隈にはない一番近くてタクシーで10分か15分くらい行った先のデパート的な大型ショッピングモールにならあると思うと言われた
タクシーとか高い上、ショッピングモールに確実にあるとは言えないことから
前回サンパウロで両替をしたパウリスタ通りの両替所へ向かうことにした
サンパウロは電車が使いやすいので電車で現場へと向かう
駅から現場へと向かう途中相変わらずヒッピーが道端に多いなと思いながら横断歩道を渡り切ったところで正面にいた男に声をかけられた
男はポルトガル語で話しかけてきて全然何言ってるかわからなかったが、男が車イスに乗っており、信号を渡りたそうな顔をしていたことから、ここの信号は変わるのが早く、段差もあるため、車イスでは素早く渡りきるのが難しいから押して一緒に渡ってほしがっているんじゃないかと思い
ご存じのとおり俺今信号をこっちに渡ってきたところなんだがという表情を一切ださずに、信号を渡りたいのか?それなら押してやろうか?とジェスチャーでそれっぽい動きをしたら、ぜひ頼むみたいな動きをしてきたので車イスを押して横断歩道を渡ってあげた
言葉が通じなくても伝わるし伝えられるもんだなあと思った出来事だった
その後両替所へ到着し、両替をしようとしたところパスポートを持ってくるのを忘れてしまったことに気が付いた
いつもはどこいくときでもパスポート持ち歩く派なのにこのときに限って何を思ったのか持ってきておらず、明らかに限界が近づいていた
ここ何時までやってるの?と店の人に聞くと午後6時までだという
現在の時刻は5時36分
うーんいけるか?
かなり怪しかったが急いでホテルへと電車で戻る
電車に乗ってる間以外は超ダッシュで移動する
とにかく走りまくってホテルに着いた時刻は5時48分
パスポートを取ってまたもダッシュで両替所まで向かう
駅からやはりダッシュし両替所に駆け込んだが到着した時刻は午後6時2分
閉まっていた
ちょっとは融通きかせてくれよ!
両替所内をのぞくがもう帰る仕度をしていやがる
こういうところはきっちりしてるんだな他のところは適当なのにくそったれ
このままじゃまずいと思い銀行のキャッシュコーナーでクレカが使えないか試してみた
アルゼンチンでは全く使えなかったのでかなり不安だったがブラジルでは普通に金を引き出すことができた
助かったぜとほっとしながら金をおろし夜の部まで時間があるので一旦ホテルへパスポートを置きに戻った
その後は時間があるので飯を食うことにしたが、ここにきてどうにもラーメンが恋しくなってしまった
しかたがないのでホテルからリベルダーデが割かし近いということもありリベルダーデにラーメン屋を探しに向った
リベルダーデのメイン通りにラーメン屋が3件くらいあった
ガイドブックに載ってるラーメン屋のほうが硬いだろうということでガイドブックに載ってるラーメン屋に入ることにした
店の名前は日本名だが店主は日本で修行した経験のあるブラジル人とのことだった
中に入るといらっしゃいと日本語であいさつされる
席に座り回りを見渡すと俺以外中国人と韓国人しかいない
日本人いねえのかよと少し驚きつつもラーメンを食らった
味はいたって普通の醤油ラーメン
まあわるくないレベルだった
昼の部で残り時間でやれそうなことはとりあえずやったのでホテルに戻り夜の部までの1時間くらいを休んで過ごすことにした
夜の部で目指すは初日に閉まっていたcafe photo(カフェフォト)なるボアッチ